ケータイ辞書JLogosロゴ 古池村(近世)


埼玉県>越生町

 江戸期〜明治22年の村名。比企【ひき】郡のうち。古くは越生【おごせ】郷堀江荘玉川領に属したという。越生郷16か村の1つ。はじめ幕府領,元禄9年から旗本金田氏の知行。のち天明6年新田が検地され,幕府領。村高は「田園簿」では137石余,うち田82石余・畑54石余,「元禄郷帳」では193石余,「天保郷帳」では197石余。村の規模は,東西14町余・南北15町余。化政期の家数50軒。水利は天水を利用。寺院は新義真言宗昌福寺,鎮守は鹿島明神社,ほかに稲荷社。高札場は村の東に1か所。小名は田代・亀ノ甲橋・猫石など。明治9年埼玉県に所属。同年の戸数44・人口201,馬7,荷車1。物産はコウゾ・生絹・炭・真木・薪など。明治12年比企郡に所属。同22年入間郡越生町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7290070
最終更新日:2009-03-01




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