ケータイ辞書JLogosロゴ 町谷村(近世)


埼玉県>桶川市

 江戸期〜明治22年の村名。足立【あだち】郡大谷領のうち。古くは伊奈荘に属したという。はじめ旗本柴田氏知行,宝永2年からは幕府領。検地は寛文元年。新田検地は寛延2年。飛地は井戸木・古泉両村の間にある。村高は「田園簿」84石余,うち田8石余・畑72石余・山高4石。「元禄郷帳」148石余,「天保郷帳」152石余。村の規模は東西3町余・南北8町余。化政期の家数30軒余。高札場は村東部。小名は宿・中宿・新屋敷・横町など。鎮守は雷電社。寺院は新義真言宗西照院。明治4年埼玉県に所属。同9年の戸数36・人口216,馬3,荷車14。物産は大麦・小麦・甘藷など。明治初期に大谷領を冠称して大谷領町谷村となる。明治12年北足立郡に所属。同22年桶川【おけがわ】町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7290290
最終更新日:2009-03-01




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