ケータイ辞書JLogosロゴ 谷口村(近世)


埼玉県>吉見町

 江戸期〜明治22年の村名。横見郡下吉見領のうち。はじめ幕府領,宝暦12年からは下総佐倉藩領。検地は延宝6年,新田検地は寛文12年。村高は「田園簿」では225石余,うち田180石余・畑44石余,「元禄郷帳」「天保郷帳」ともに307石余。村の規模は東西2町・南北9町。化政期の家数30軒。用水は吉見用水を利用。村内を比企【ひき】郡松山町から足立【あだち】郡鴻巣【こうのす】宿への往還が通る。鎮守は稲荷社。寺院は新義真言宗妙蓮寺。高札場は村の中ほど。小名は谷中。明治7年公立小学校(谷口学校)開校,生徒数23。同9年埼玉県に所属。同年の戸数36・人口183,馬15。物産は米。同12年横見郡に所属。同22年東吉見村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7290720
最終更新日:2009-03-01




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