ケータイ辞書JLogosロゴ 青菅村(近世)


千葉県>佐倉市

 江戸期〜明治22年の村名。下総国印旛郡のうち,なお,元禄11年までは葛飾郡のうちと把握された。慶長11年から旗本川口氏領,元禄11年から佐倉藩領。村高は,「元禄郷帳」141石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに151石余。元禄14年差出しによれば,反別田14町余・畑屋敷4町余,家数26,馬29。延享3年明細帳によれば,村内に御林(藩有林)が8か所あった。天保8年の免状によれば,取米は58石余。安政4年「領分村高帳」によれば,小物成として夫役永425文余・野銭永1貫60文・山銭鐚4貫738文が見える(旧佐野家文書/千葉市史史料編2)。明治6年千葉県に所属。神社は稲荷神社,寺院は真言宗正福寺・浄土宗称念寺(印旛郡誌)。明治22年志津村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291059
最終更新日:2009-03-01




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