ケータイ辞書JLogosロゴ 朝倉村(近世)


千葉県>芝山町

 江戸期〜明治22年の村名。上総国武射【むしや】郡のうち。寛永12年からは旗本松平氏領。村高は,文禄3年「石高覚帳」140石,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに147石余。「上総国村高帳」では家数20。西北部に幕府直営の佐倉七牧の1つ取香牧があり,文化7年の矢作・取香両牧水夫賄村々控によれば,取香牧賄村10か村の1つ(富里村史史料集)。また明治元年の佐倉七牧附村々高帳によれば高野牧付村21か村の1つ。取香牧に隣接して用水路があり,文化13年の伺書によれば,その修理にあたっては牧士を通じて野馬奉行の許可を要したという(酒々井町史史料集)。銚子道加茂駅の助郷をつとめたが,文久3年には水戸道中小金宿の当分助郷村にもなった。明治6年千葉県に所属。同18年の反別73町4反余,神社は日吉神社・厳島神社・高野神社(上総国町村誌)。明治22年千代田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291113
最終更新日:2009-03-01




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