ケータイ辞書JLogosロゴ 石出村(近世)


千葉県>東庄町

 江戸期〜明治22年の村名。下総国香取郡のうち。「神私実事」では元禄11年幕府領から旗本天野氏・大岡氏の相給となる(宮本飯田家文書)。村高は,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに295石余。慶安2年羽計村との間に,また寛文11年以降今郡村との間にそれぞれ野論が起こり,延宝4年裁許が下って,係争地は入会地となる(同前)。元禄10年利根川沿岸に6戸が移住,また文化2年同じく利根川沿岸の荒蕪地を開き船入場としたと伝える(保立家文書)。弘化2年の家数75(関東取締出役控帳/香取郡誌)。慶応元年6月村民らが寺院に集合,村役人に米穀を要求,また同3年3月にも騒動が発生(保立家文書)。「利根川図志」に「此所は利根川へなり出でたるところにて,常陸原の砂山と相対し,風景至ってよろし」として「石出より常陸の砂山を見る図」を収めている。明治8年千葉県に所属。神社は星之宮神社(妙見社),寺院は真言宗東林寺・長福寺(香取郡誌)。明治7年東林寺を仮校舎として石出小学校開校。明治22年橘村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291387
最終更新日:2009-03-01




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