伊豆島村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡上総国望陀【もうだ】郡のうち｡はじめ幕府領,のち｢上総国村高帳｣では幕府,旗本朝倉氏･跡部氏･河野氏･佐野氏･小宮山氏の相給,｢旧高旧領｣でも変わらず｡村高は,文禄3年｢石高覚帳｣439石,｢元禄郷帳｣526石余,｢天保郷帳｣552石余,｢旧高旧領｣562石余｡｢上総国村高帳｣では家数62｡幕末には大江新右衛門が手習師匠として活躍した｡明治6年千葉県に所属｡神社は日枝神社｡寺院は真言宗密蔵寺･曹洞宗伝正院｡明治6年伊豆島小学校設立｡同18年の反別417町9反余(上総国町村誌)｡明治22年清川村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7291401
最終更新日:2009-03-01