ケータイ辞書JLogosロゴ 泉川(中世)


千葉県>旭市

 戦国期に見える地名。下総国匝瑳【そうさ】荘のうち。長禅寺(現旭市野中)所蔵愛染明王坐像の永禄12年9月の胎内墨書銘(県史料金石1)に「御衣木 泉河薬師堂ノ内木」とあるのが初見。永禄8年12月6日,正木時忠の来襲によると推定される戦火で焼失した長禅寺再建のために,当地薬師堂内の木が使用されたもの。また常燈寺(現銚子市常世田)所蔵大般若経巻63の奥書(県史料諸家)に「天正四年〈丙子〉菊月十六日 悪筆雖所書写畢 泉川文殊院形見」とあるのをはじめ,巻65の奥書には「筆者泉川宝積坊宥永」,巻294の奥書には「下総国匝瑳在泉河新光寺住僧正説〈実名宥珠〉」などと見え,当地の文殊院・宝積坊・新光寺などの僧侶が常燈寺で写経したことがわかる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291424
最終更新日:2009-03-01




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