ケータイ辞書JLogosロゴ 板屋村(近世)


千葉県>大多喜町

 江戸期〜明治22年の村名。上総国夷隅郡のうち。江戸期は西之畑を冠称。「上総国村高帳」「旧高旧領」では岩槻藩領。村高は,文禄3年「石高覚帳」113石,「元禄郷帳」49石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに64石余。なお「元禄郷帳」「天保郷帳」には当村枝郷として伊保田・紙敷・宇筒原の3か村が記載されている。「上総国村高帳」では家数30。神社は神明神社。寺院は天台宗東福寺。同寺付近の御庵所にある木造薬師如来立像は室町期の作とされ,元禄11年補修の墨書銘がある。明治6年千葉県に所属。同7年東福寺に板屋小学校を設置。同18年の反別418町9反余(上総国町村誌)。明治22年西畑村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291461
最終更新日:2009-03-01




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