ケータイ辞書JLogosロゴ 岩井袋村(近世)


千葉県>鋸南町

 江戸期〜明治22年の村名。安房国北郡,のち平【へい】郡のうち。はじめ里見氏領,元和元年幕府領,万治3年佐倉藩領,再び幕府領を経て寛文元年小浜藩領,同8年勝山藩領となる。村高は,慶長15年「里見家分限帳」12石余,「元禄郷帳」41石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに42石余。「正保高帳」では村高36石余のうち,田3石余・畑32石余。寛政5年の差出帳では家数103・人口533,牛1,漁船52,押送船1(生魚船)。漁猟の稼ぎとして,6月10日〜8月15日まで捕鯨,平日は小漁業に従事した。特に鯨漁は勝山村の醍醐新兵衛によって明暦〜宝永年間頃に企業化され,当村でも24隻をもって突組を組織し,東京湾口一帯を漁場として槌鯨を捕獲した。神社は甲子神社(寛永12年浅間神社と改称)。寺院は浄土真宗福蔵寺。明治6年千葉県に所属。同5年の戸数112・人口642。当村は岩井地区の管下にあり,同7年蓮台寺を仮用した久枝学校に通学。同10年に福蔵寺を教場にあて,その付属校となった。同12年行政区の改正により加知山村に移管,同時に加知山小学校の付属に変更。同22年勝山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291667
最終更新日:2009-03-01




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