ケータイ辞書JLogosロゴ 岩な(中世)


千葉県>野田市

 戦国期に見える地名。下総国下河辺荘のうち。関宿城が小田原北条氏の手中におちた直後に作成された天正2年12月2日付古河公方足利義氏御料所目録に「庄内河辺……岩な 同人(土肥次郎)」とあり,小田原北条氏に擁立される足利義氏所領であった(喜連川文書/結城市史1)。なお,年月日未詳のれんせう書状断簡に「御ようとうの事,いわなこそ(去年)のねんくをもてまいらせ候……」と見え,ある時期には金沢称名寺領が当地に存在したことが知られる(金沢文庫文書/神奈川県史資料編3)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291702
最終更新日:2009-03-01




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