ケータイ辞書JLogosロゴ 岩山村新田(近世)


千葉県>芝山町

江戸期〜明治初年の村名上総国武射【むしや】郡のうち木戸川の支流大蔵川の水源付近に成立した岩山村の切添新田で,成立年次は延宝元年と伝える現在の芝山町岩山字川津場付近「旧高旧領」では旗本興津氏・永井氏・青木氏の相給村高は,「元禄郷帳」「天保郷帳」ともに28石余,「旧高旧領」300石「旧高旧領」では村高が天保年間の28石余から300石に激増しており,しかも旗本3氏がちょうど100石ずつ知行したことになっているなど,疑わしい点がある現在地元に山口近江守直邦の書画を所蔵する家があり,「旧高旧領」に岩山村198石余の知行者として見える旗本山口氏が当村を知行していた可能性もある明治6年千葉県に所属明治3年当村地囲に跨る取香牧と高野牧の境土手修理が行われ,人足70人を出したこのうち半高35人は自普請,残る半高には1人銀10匁の手当が支払われた(酒々井町史史料集)明治初年岩山村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291723
最終更新日:2009-03-01




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