ケータイ辞書JLogosロゴ 牛込村(近世)


千葉県>木更津市

 江戸期〜明治22年の村名。上総国望陀【もうだ】郡のうち。はじめ幕府領,のち「上総国村高帳」では与力給知,「旧高旧領」では幕府領および与力給知。なお「旧高旧領」には菅原神社・観音堂・与楽寺・法持院の除地計2石余が記載される。村高は,文禄3年「石高覚帳」252石,「元禄郷帳」「天保郷帳」ともに395石余,「旧高旧領」452石余。「上総国村高帳」では家数80。村民は半農半漁の生活を営んだ。享和元年6月22日に,伊能忠敬は房総半島を測量しつつ当村を通過した(沿海測量日記)。明治6年千葉県に所属。神社は菅原神社。寺院は真言宗観音寺。明治6年小学校設立。同18年の反別97町6反余,荷舟漁船ともに19(上総国町村誌)。明治22年金田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291774
最終更新日:2009-03-01




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