ケータイ辞書JLogosロゴ 海老敷村(近世)


千葉県>三芳村

 江戸期〜明治22年の村名。安房国北郡,のち平【へい】郡のうち。はじめ里見氏領,元和元年幕府領,のち「正保高帳」では旗本諏訪氏領,「房陽郡郷考」では忍藩領,「旧高旧領」では前橋藩領。村高は,慶長15年「里見家分限帳」208石余,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに217石余。「正保高帳」では村高217石余のうち,田150石余・畑66石余。天保年間頃の家数40(石井家文書/県史料安房)。村内の海老敷山は当村ほか近隣9か村の入会秣場で,9か村は毎年山手米21俵半を納めた。天明元年には秣場をめぐる訴訟事件が起きている(三芳村史編纂資料)。明治6年千葉県に所属。神社は諏訪神社。寺院は浄土宗正林寺。明治22年国府村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291918
最終更新日:2009-03-01




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