ケータイ辞書JLogosロゴ 大川崎村(近世)


千葉県>富津市

 江戸期〜明治22年の村名。上総国天羽郡のうち。「上総国村高帳」では佐貫藩領,「旧高旧領」でも変わらず。村高は,文禄3年「石高覚帳」164石,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに177石余。「上総国村高帳」では家数36。寛政5年の書上帳によれば,反別18町5反余,うち田3町9反余・畑14町5反余,人数171,農間余業は薪稼であった(嶺家文書/富津市史史料集1)。同7年の明細帳によれば,馬6・牛54であった(同前)。文政10年の農間渡世取調書によれば,人数192,農間の居酒商1(川崎家文書/同前)。幕末には嶺祐之進が寺子屋を開いていた。明治6年千葉県に所属。神社は稲荷神社。同7年不動庵に大川崎学校開設。同18年の反別40町余(上総国町村誌)。明治22年関村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291990
最終更新日:2009-03-01




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