大木村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。上総国武射【むしや】郡のうち。「東金御鷹場旧記」では木原組に属し,旗本天方氏領,「上総国村高帳」「旧高旧領」ではともに結城藩領。村高は,文禄3年「石高覚帳」248石,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに250石。「上総国村高帳」では家数44。元禄11年の差出帳によれば反別33町9反余,うち田26町2反余・畑7町7反余・屋敷5反余。同13年の人数132。寛政7年の御鹿狩控帳によれば鹿狩人足17人を負担。明治6年千葉県に所属。同18年の反別248町6反余,神社は鹿島神社・大宮神社,寺院は日蓮宗松林寺(上総国町村誌)。明治22年日向村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7291996
最終更新日:2009-03-01