荻野村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡下総国匝瑳【そうさ】郡のうち｡延宝年間｢東金御鷹場旧記｣および｢各村級分｣｢旧高旧領｣ではすべて旗本菅沼氏領｡村高は,｢東金御鷹場旧記｣｢元禄郷帳｣｢天保郷帳｣｢旧高旧領｣ともに180石｡弘化2年の家数25(関東取締出役控帳/匝瑳郡誌)｡寛政2年から翌年にかけて念仏川の用排水をめぐって東谷村など3か村との間に争論があった(旭市史)｡明治8年千葉県に所属｡神社は熊野神社(匝瑳郡誌)｡明治22年平和村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7292321
最終更新日:2009-03-01