ケータイ辞書JLogosロゴ 金山(中世)


千葉県>鴨川市

戦国期に見える地名安房国長狭【ながさ】郡のうち天正8年11月日付妙本寺日我書状に「当年辰のとし夏秋正木弥九郎,今大膳と申し候,主従敵みかたニなり,去夏金山せめおとし,長さ(狭)十二郷あハ(里見義頼)よりあんと候て,はまをき要かい(天津小湊町浜荻)とりもたれ候」とある(椙山文書/県史料諸家)天正8年7月,上総興津城に拠って反乱を企てた里見家重臣正木憲時が義頼の反攻にあうまで,一時当地を含む長狭郡一帯にまで侵入していたことがわかるまた,天正19年と推定される9月21日付里見義康黒印状によれば,安房神社造営のため「於長狭金山谷,大松弐十本並弐間木之小丸多四十本之内拾丁ハ二間半之木」が寄進されている(安房神社文書/房総里見氏の研究)鴨川市太田学【おだがく】字金山に比定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7292721
最終更新日:2009-03-01




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