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- 上植野村(近世)とは
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上植野村(近世) 江戸期~明治初期の村名豊前国下毛【しもげ】郡のうち犬丸川右岸に位置する天正15年黒田領,慶長5年中津(のち小倉)藩細川領,寛永9年中津藩小笠原領,享保2年からは同藩奥平領今津組に所属元和8年の「小倉藩人畜改帳」には見えず村高は「元禄石高帳」353石余,「天保郷帳」630石余,「旧高旧領」641石余「豊前志」には「植野〈上・下〉」と見える「筑紫紀行」には「上野村……,人家三,四十軒……茶屋もあれど宿なし」とある明治4年小倉県,同9年福岡県,同年大分県に所属同17年下植野村ほかと連合し,当村に戸長役場を設置同17~22年の間に下植野村と合併して植野村となる現在の中津市大字植野のうち |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」