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上郷(中世)


 室町期に見える郷名...

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[最終更新日:2009-03-01/JLogosid:7292855]
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角川日本地名大辞典(旧地名編)

日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。

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上郷(中世)

 鎌倉期から見える郷名

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
戦国期に見える郷名邑楽【おうら】郡佐貫荘のうち永禄10年4月20日の北条家裁許朱印状(原文書/県史資料編7)によれば,「佐貫庄之内上郷五郷」は,去年由良成繁が軍功を挙げた際,横瀬新右衛門尉が本領と称して望んだので横瀬に宛行われたが,その後富岡氏が小田原北条氏に属したので,旧領という申し立てを認めて富岡氏に宛行われている同12年と推定される年未詳8月7日の北条氏政書状写(内閣文庫所蔵冨岡家古文書/同前)には,越相(上杉・北条西氏)の同盟がなったとして「然者上郷之事,尤先段之模様不失念候」と忘れてはいないこと,上野【こうずけ】のことは上杉氏に任せることになっていることなどを富岡秀清に伝えている下って,元亀元年と推定される年未詳6月29日の山吉豊守・河田長親連署状写(同前)には「別紙披見,然者去寅之歳(永禄9年)以来知行之内五郷,相論之子細候歟,因茲相之証文被差越候,明白候」とあり,越相同盟がなり,小田原北条氏からの証文が到着したのでその当知行は明白であるとして,上杉方から富岡秀親に対して5年以前からの上郷五郷の知行を認めている当郷は富岡氏の居城小泉城付近と推定され,佐貫荘域の西部,現在の大泉町下小泉付近一帯に比定されるが詳細は不明...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
室町期~戦国期に見える郷名越後国頸城【くびき】郡のうち応永18年8月19日付居多神社社領注文に「頸城郡 上郷内 三段大十六歩 中河(得安給田)」とある(居多神社文書)永正5年10月には上杉定実から「頸城郡上郷之内上平右近将監分」が山本寺左京進に宛行われているし(編年文書/越佐史料),同7年5月には信濃口から高梨衆が「上郷」に侵入,板山の地に布陣したという(新集古案永正7年6月12日付上杉顕定書状/越佐史料)また,天正6年12月には,上杉景勝が直嶺在番の功賞として山田彦右衛門に「上郷之内局分」を宛行った(歴代古案/越佐史料)このほか,郷内の地名として戦国期以降の史料に現われるものに上小島保(田中教忠所蔵文書文亀元年8月7日付室町幕府奉行人連署奉書),大貫村・石沢村(文禄3年2月21日付泉沢久秀黒印状/覚上公御書集17下)などがある郷域については未詳であるが,上越市内と考えられる...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
戦国期に見える郷名尾張国春日部郡のうち文明9年から天文22年までの円福寺寄進田帳に,寄進田の公方年貢などを上郷(上郷代官・上郷政所とも記す)へ納めた事が記されており,その寄進田の坪付として松本(現春日井市松本町),小針,杉本,鍛治屋前,米泉,白山(同市白山町),杉森,上野(同市上野町),出川(同市出川町)などがある(円福寺文書/春日井市史資料編)また,文明6年以前のある時期から天正7年頃までの定光寺祠堂帳(定光寺文書/定光寺誌)には,上郷内の坪付として,カツラ子,鬘禰,藪田,八幡前,一色(現春日井市坂下町)の地名が記されている中郷・下郷の比定可能な地名をあわせて考えるならば,内津川左岸上流から庄内川の合流地点へ順に上郷・中郷・下郷と呼ばれていたと推定できるただし,付近には水野上郷も存在しており,史料に見える「上郷」が全て内津川左岸上流を指すかは未詳...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
 戦国期に見える郷名...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
南北朝期に見える郷名駿河【するが】国志太【しだ】郡葉梨【はなし】荘のうち葉梨川流域に位置する観応2年3月20日の今川範国寄進状に「駿河国葉梨庄内上郷」とあるのが初見(円覚寺文書/神奈川県史資料編3)葉梨荘内上郷が同中郷とともに円覚寺へ寄進されているこの寄進は同年5月9日の足利尊氏寄進状でも確認され(同前),応安3年6月1日の心省(範国)書状でも寺領として安堵されている(円覚寺文書/神奈川県史資料編3)中郷は現在の藤枝市大字中ノ合【なかのごう】,その南に大字下之郷があるので,当郷は位置関係からみて葉梨川の上流中ノ合の北にあたると思われ,現在の藤枝市大字北方・西方の地付近に比定される...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
室町期から見える郷名遠江国城東【きとう】(城飼【きこう】)郡内田荘のうち竜登院(現掛川市大字上内田)蔵大般若経巻第10応永16年5月22日の奥書(竜登院文書/県史料4)に「内田庄上郷」と見えるのが初見ほかに応永17・18・20年,文亀3年の奥書にも同様の記載があり,巻第575の応永20年8月1日付の付奥書などには「遠州城東郡内田庄上郷」とある比定地は不明であるが,「掛川誌稿」では,「上内田と呼ぶ所を上郷と称す」とし,これに従うなら,現在の掛川市大字上内田ということになるなお,当郷は平安期の加美郷(和名抄)を継承したものとする説がある(掛川誌稿)...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
 戦国期にみえる地名...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
戦国期に見える郷名山梨郡のうち元亀元年の「菊隠録」に「厥惟扶桑国裡甲州路山梨県上郷桑上(土カ)ノ住,菩薩戒ノ弟子竹川前ノ河内守安家」と見える桑土は現在の春日居町桑戸に比定され,当郷は桑戸の北部に比定されている古代の「和名抄」山梨郡加美【かみ】郷の系譜を引くかなお,天正11年4月19日の神座山神主宛の徳川家康印判状写に「神郷内三百文」と見える神郷も当郷の可能性が高い...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
南北朝期に見える郷名伊勢国一志【いちし】郡曽祢荘のうち三渡川と岩内川との合流点南方にあたり,飯高郡との郡界近くに位置する貞和2年9月4日の曽祢荘沙汰人百姓等請文(三宝院文書/大日料6‐11)に,「上郷円勝」が「久米郷右馬允」と「下郷寂蓮」とともに連署し,年貢を請け負っている江戸期の上ノ庄村...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

上郷(中世)
 戦国期に見える郷名...

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