ケータイ辞書JLogosロゴ 河曲郷(古代)


千葉県>館山市

平安期に見える郷名「和名抄」安房国安房郡八郷の1つ訓は高山寺本・東急本ともに「加波和」西流して館山湾に注ぐ平久里川(湊川)の屈曲に由来する郷名とみて,近代の館野村(現館山市国分・山本・大網・安布里・広瀬・腰越・稲)付近とする説もある(地名辞書)が,「地理志料」「稿本県誌」では洲崎の東南部,館山市西川名付近に比定している付近に大山(標高193.6m),式内社の洲崎神社があるなお,平安初期に高橋氏が自家の由緒を記して朝廷に提出した「高橋氏文」に「磐鹿之獦命,河曲山の梔【はじ】の葉を見て高次【たかすき】八枚を作り」とあるが,「河曲山」とは当地のことを指すと考えられる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7293049
最終更新日:2009-03-01




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