ケータイ辞書JLogosロゴ 雁丸新田村(近世)


千葉県>八街市

 江戸期〜明治22年の村名。下総国印旛【いんば】郡のうち。もとは高松村・文違【ひじかい】村・中沢村・上勝田村の4か村が入り組んだ原野であったが,寛文8年に上勝田村の十右衛門らによって開発願いが出され,同9年から開発されて延宝3年の検地で新田村として成立した。佐倉藩領。村高は,「元禄郷帳」10石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに13石余。反別は,田が下田だけで9反余,畑も下畑だけで1町1反余,屋敷は7畝余。家数は,貞享3年4,嘉永4年5。神社は延宝2年創建の大宮神社。明治6年千葉県に所属。同21年の戸数5・人口29。明治22年八街【やちまた】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7293076
最終更新日:2009-03-01




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