ケータイ辞書JLogosロゴ 行内村(近世)


千葉県>飯岡町

 江戸期〜明治22年の村名。下総国海上郡のうち。はじめ幕府領,のち一部は与力給知。村高は,「元禄郷帳」78石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに85石余。村絵図(向後家所蔵)によれば,集落ははじめ台地縁辺にあり,元禄年間には西国漁師の進出に伴い海岸部に移転している。天保14年の五ケ村書上によれば,家数37,うち農家17・漁家12・商家8。浜近くの農家はほしか・しめ粕などの駄賃とりや,魚油製造などを行い,漁師との共存を保った。明治8年千葉県に所属。神社は琴平神社,寺院は真言宗弥勒院(海上郡誌)。明治22年飯岡町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7293206
最終更新日:2009-03-01




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