ケータイ辞書JLogosロゴ 小沼村(近世)


千葉県>館山市

 江戸期〜明治22年の村名。安房国山下【やまもと】郡,のち安房郡のうち。はじめ里見氏領,元和元年幕府領,のち「正保高帳」では旗本本多氏領,「房陽郡郷考」では忍藩領,「旧高旧領」では幕府領。村高は,慶長15年「里見家分限帳」109石余,「元禄郷帳」86石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに134石余。「正保高帳」では村高131石余のうち,田89石余・畑42石余。享保13年名主孫右衛門は日光御社参御用人足の御扶持米代317文をうけ取っている(島田家文書)。天保年間頃の家数31(石井家文書/県史料安房)。明治6年千葉県に所属。神社は諏訪神社・金山神社,寺院は曹洞宗宝安寺(安房郡誌)。明治22年西岬村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7293646
最終更新日:2009-03-01




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