ケータイ辞書JLogosロゴ 小林新田(近世)


千葉県>本埜村

 江戸期〜明治22年の村名。下総国印旛郡のうち。寛文年間に小林村の埜地を同村が開発して成立。寛文11年国手形寺請状改書綴によれば,入百姓7,出身地は武蔵国幸手領3,印西領1,庄内領1,常陸国下妻領1,同善間領1(吉植家文書)。幕府領。村高は,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに211石余。安食卜杭新田・酒直卜杭新田,および笠神埜原(十四ケ)新田を含めた地域は,枝利根川(現将監川)と印旛沼に接しており,水害が多発したため早くから普請組合を結成している。明治6年千葉県に所属。神社は水神社,寺院は天台宗東福庵(印旛郡誌)。明治22年埜原【やわら】村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7293667
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ