ケータイ辞書JLogosロゴ 墨村(近世)


千葉県>酒々井町

 江戸期〜明治22年の村名。下総国印旛【いんば】郡のうち。佐倉藩領。村高は,「元禄郷帳」445石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに481石余。当村名主は隣村古沢村の名主をも兼任した。成田街道酒々井【しすい】宿の助郷村。佐倉牧捕馬の際には野馬喰草の納入が義務づけられていた。安政5年「利根川図誌」に狐捕りの名人として詳記されている稲荷【とうか】藤兵衛は当村の人である。神社は六所神社,寺院は曹洞宗東伝院。明治6年千葉県に所属。同年古沢村を合併。同年東伝院を仮校舎として墨学校が開校,同15年字馬場に校舎を新築移転,同18年尾上学校と合併し字小盛田に移転。明治22年酒々井町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7294439
最終更新日:2009-03-01




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