ケータイ辞書JLogosロゴ 高山田村(近世)


千葉県>御宿町

 江戸期〜明治22年の村名。上総国夷隅郡のうち。明暦年間頃御宿村が当村ほか3か村に分村して成立。「上総国村高帳」「旧高旧領」ともに旗本阿部氏領。村高は,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに730石余。「上総国村高帳」では御宿高山田村と見え家数180。神社は御宿郷4か村の鎮守であった春日神社。同社には天文19年造営の際の棟札に「須黒播磨守建之」とある。この須黒播磨守は真里谷氏の家老であったといわれる。ほかに阿部氏の信仰が篤い八幡神社がある。寺院は享保年間浄土宗から曹洞宗に改宗した西琳寺。明治6年千葉県に所属。同18年の反別292町9反余(上総国町村誌)。明治22年御宿村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7294738
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ