ケータイ辞書JLogosロゴ 名耕地新田(近世)


千葉県>習志野市

江戸期〜明治5年の村名下総国千葉郡のうち菜耕地とも書く東京湾北東部の海岸低地に位置する南部に大正期まで庄司池があった寛延2年「葛飾記」に「搖の松より西の方原地あり,此所御鉄炮場也,菜耕地と云,今は御新田となり,菜耕地新田と云」と見える当地はもと舟橋・谷津両村の入会地で,享保6年徳川吉宗が舟橋の了源寺に設置した試砲台から30〜50目の砲弾をこの原地に発射している(ならしの風土記)幕府領村高は,「元禄郷帳」には見えず,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに81石余「渡辺東淵雑録」の天保9年の条に「船橋大和屋新田出来,名耕地新田是也」と見える明治5年谷津村の一部となる(県地名変遷総覧)
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7295527
最終更新日:2009-03-01




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