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- 丈部郷(古代)とは
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丈部郷(古代) 平安期に見える郷名「和名抄」下野国芳賀郡十四郷の1つ「万葉集」巻20に,天平勝宝7年2月「相替りて筑紫に遣はさるる諸国の防人等の歌」とあるうちに,「塩野郡の上丁丈部足人」の歌がある「地理志料」は,当郷が下毛野朝臣の一族である丈部氏の居所とする「続日本後紀」承和7年2月16日条に陸奥国の「丈部継成等卅六人」が「下毛野陸奥公」の姓を賜ったと見える河内郡にも同名郷があり,いずれに関連があるか,詳細は不明「地理志料」は当郷を,訓が同じことにより旧谷部村,すなわち現在の二宮町西部から茨城県下館市北部にかかる一帯付近に比定しているが,詳細は不明 |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
丈部郷(古代) 平安期に見える郷名「和名抄」下野国河内郡十一郷の1つ「万葉集」巻20に,天平勝宝7年2月「相替りて筑紫に遣はさるる諸国の防人等の歌」とあるうちに,「塩屋郡の上丁丈部足人」の歌がある「続日本後記」承和7年2月16日条に陸奥国の「丈部継成等卅六人」が「下毛野陸奥公」の姓を賜ったと見えるなお芳賀郡にも丈部郷があるが,当郷との関連は不明当郷は現在の宇都宮市南西部に当たる川田町・横田町・下栗町・雀宮町・茂原町・鷺の谷町・鶴田町付近一帯に比定される(地名辞書)... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
丈部郷(古代) 平安期に見える郷名「和名抄」磐井郡七郷の1つ「丈几」とあるのは「丈卩」の誤り「卩」は「部」の古代異体字古代丈部の部民集団の定住地か丈部は,阿倍氏に深いかかわりのある部民で,陸奥諸郡在地の譜第層が改氏姓する時には,丈部姓から阿倍姓に改姓することが多かった磐井郡司が丈部氏で,その背後に丈部集団があったのかもしれないが不明「地名辞書」にはこれを東磐井郡内に推定するが,現在地名への比定は不能... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」