ケータイ辞書JLogosロゴ 東足洗村(近世)


千葉県>旭市

 江戸期〜明治22年の村名。下総国海上郡のうち。天正18年木曽義昌領,慶長5年徳川氏領,同6年青山氏領,元和9年幕府領を経て,寛文10年大部分が旗本土屋氏領となり,残りの幕府領も宝永3年旗本長田氏領となる。村高は,「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに243石余。九十九里浜に飛地をもち,浜では漁業が行われ,土屋氏領に34石余,長田氏領に3石余の野高・浜高・船高・釜高がかけられている。用水は浅現沼(仙元沼)を利用。文政11年の家数79・人数354。神社は琴平神社,寺院は真言宗光明寺のほか,東光院・普賢院など。行事には7月24日の光明寺の施餓鬼や1月14日の松あげの日に行われた五穀豊穣を祈るだんごならしがある。明治8年千葉県に所属。明治22年浦賀村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7296054
最終更新日:2009-03-01




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