ケータイ辞書JLogosロゴ 三河屋新田(近世)


千葉県>我孫子市

 江戸期〜明治22年の村名。下総国相馬郡のうち。江戸前期からの手賀沼開墾により成立した新田村。寛文年間に開発され,天和2年から手賀沼新田請方の反高場となり年貢を上納,享保10年までは布佐村下にあるいは布佐村分と称した所のうちと思われ,幕府領。享保15年筧播磨守により手賀沼古新田のうち三河屋新田として検地された。村高は,「元禄郷帳」には見えず,享保15年の検地で50石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに50石余。享保15年の検地帳での屋敷数は5。布佐村との境界沿いに集落のある農・漁村。明治6年千葉県に所属。同11年南相馬郡に編入。明治22年布佐町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7296785
最終更新日:2009-03-01




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