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三宅郷(古代)


平安期に見える郷名「和名抄」上総国天羽郡四郷の1つ高山寺本には見えず天長5年10月の正倉院調庸関係銘文の白布に「上総国天羽郡三宅郷他田公足庸布一段〈長一尺(ママ...

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[最終更新日:2009-03-01/JLogosid:7296967]
関連項目: 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世) 

角川日本地名大辞典(旧地名編)

日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。

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三宅郷(古代)

 平安期に見える郷名

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

三宅郷(古代)
奈良期~平安期に見える郷名「和名抄」河内国交野【かたの】郡六郷の1つ「国郡考」によると,交野郡は茨田【まつた】郡から割置したもので,当郷は古の茨田屯倉にあたるという(地名辞書)「日本書紀」仁徳天皇13年条に「始めて茨田屯倉を立つ」と見え,「古事記」には「奏人を伇ちて茨田堤及茨田三宅を作り」とある下って延久4年9月5日付の太政官牒に,石清水八幡領である「河内国柒箇処」の1つとして,「字三宅山 在交野郡」が見え,「山仟肆佰町 御倉町并舘院等内地陸町 免田弐拾参町」とある(石清水文書/平遺1083)同文書によると,三宅山は八幡宮の近辺にあり必須であるから,正税を免じて宮雑事に充用すると見える「地名辞書」は,同山を広大な荘園であったと推定しているまた,保元3年12月3日に石清水八幡領の掠領を禁止する官宣旨が出され,同宮寺領である河内国十五か所の1つに「三宅山」の名が見える(石清水文書/平遺2959)当郷は交野郡の東南部に位置し,現在の交野市全域から四條畷【しじようなわて】市上田原・下田原付近にかけての一帯に比定される(地名辞書)...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

三宅郷(古代)
奈良期~平安期に見える郷名「和名抄」河内国交野【かたの】郡六郷の1つ「国郡考」によると,交野郡は茨田【まつた】郡から割置したもので,当郷は古の茨田屯倉にあたるという(地名辞書)「日本書紀」仁徳天皇13年条に「始めて茨田屯倉を立つ」と見え,「古事記」には「奏人を伇ちて茨田堤及茨田三宅を作り」とある下って延久4年9月5日付の太政官牒に,石清水八幡領である「河内国柒箇処」の1つとして,「字三宅山 在交野郡」が見え,「山仟肆佰町 御倉町并舘院等内地陸町 免田弐拾参町」とある(石清水文書/平遺1083)同文書によると,三宅山は八幡宮の近辺にあり必須であるから,正税を免じて宮雑事に充用すると見える「地名辞書」は,同山を広大な荘園であったと推定しているまた,保元3年12月3日に石清水八幡領の掠領を禁止する官宣旨が出され,同宮寺領である河内国十五か所の1つに「三宅山」の名が見える(石清水文書/平遺2959)当郷は交野郡の東南部に位置し,現在の交野市全域から四條畷【しじようなわて】市上田原・下田原付近にかけての一帯に比定される(地名辞書)...

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三宅郷(古代)
平安期に見える郷名「和名抄」常陸国鹿島郡十八郷の1つ「新編常陸」によれば,郷名は当地に屯倉【みやけ】が置かれたことに由来するという同書は江戸期の「子生・樅山・沢尻・上釜・荒地・玉田・勝下・滝浜・柏熊・同新田ノ十村」とし,「地名辞書」は旧諏訪村にあたるかとするが疑わしい旭村上太田に上太田遺跡(土師器)・上の台古墳,同村下太田に下太田古墳群・下太田遺跡(土師器・須恵器),大洗町大貫町に長峰遺跡をはじめ土師器・須恵器の散布する寺の上A遺跡,中畑A遺跡,栗林A遺跡,権現坂横穴などがあり,同町成田町に天神西A・同B遺跡,千天遺跡など国分式の土師器や須恵器を出土する遺跡が密集する当郷の中心は旭村上太田・下太田周辺と考えられる上太田・下太田の「太田」は大化前代の大田部の居住したところで,大田部は朝廷直轄の屯田を開発経営した部民であるしたがって,この地に屯倉が置かれたと想定される上太田・下太田を中心とする旭村北東部の上釜・沼尻・荒地・玉田・子生などから大洗町南部のあたりに比定される...

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三宅郷(古代)
平安期に見える郷名「和名抄」常陸国鹿島郡十八郷の1つ「新編常陸」によれば,郷名は当地に屯倉【みやけ】が置かれたことに由来するという同書は江戸期の「子生・樅山・沢尻・上釜・荒地・玉田・勝下・滝浜・柏熊・同新田ノ十村」とし,「地名辞書」は旧諏訪村にあたるかとするが疑わしい旭村上太田に上太田遺跡(土師器)・上の台古墳,同村下太田に下太田古墳群・下太田遺跡(土師器・須恵器),大洗町大貫町に長峰遺跡をはじめ土師器・須恵器の散布する寺の上A遺跡,中畑A遺跡,栗林A遺跡,権現坂横穴などがあり,同町成田町に天神西A・同B遺跡,千天遺跡など国分式の土師器や須恵器を出土する遺跡が密集する当郷の中心は旭村上太田・下太田周辺と考えられる上太田・下太田の「太田」は大化前代の大田部の居住したところで,大田部は朝廷直轄の屯田を開発経営した部民であるしたがって,この地に屯倉が置かれたと想定される上太田・下太田を中心とする旭村北東部の上釜・沼尻・荒地・玉田・子生などから大洗町南部のあたりに比定される...

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三宅郷(古代)
 奈良期~平安期に見える郷名...

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三宅郷(古代)
平安期に見える郷名「和名抄」筑後国上妻郡四郷の1つ「筑後志」「太宰管内志」ともに比定地未詳とするが,「太宰管内志」は「名義は屯倉を置れたる処」とした「地名辞書」は「福島に大字稲留あり,稲積の訛にや上妻村大字納楚あり,納所の訛にや,稲積納所並に三宅の屯倉に因む」として「福島町・上妻村・三河村などならん」とし「郡家の地」であるとした稲留は稲富の誤記であろうし,転訛説にも俄に従い難いが,八女【やめ】市本町・本村・稲富など旧福島町一帯に比定するのは妥当と思われるただし,「筑後国風土記」逸文によれば,上妻郡衙は,現在の八女市吉田の岩戸山古墳に比定される磐井の墓の北2里に所在した(古典大系)従って古墳より南に比定した三宅郷を「郡家の地」とするのは当たらない少なくとも奈良期には上妻郡衙は古墳より北の太田郷あたりに所在したと考えられる...

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三宅郷(古代)
飛鳥期~平安期に見える郷名「和名抄」尾張国海部【あま】郡十二郷の1つ藤原宮跡出土木簡に「海評三家里〈日下部日佐良□軍布〉」「海評三家里人〈□部土□軍布〉」とある国名を欠くが,海評三家里とあることから当郷のものとみてよかろう年紀をもたないが,「評」の表記からみて7世紀末の木簡であろう天平20年4月25日の写書所解に「少初位上治田連石万呂〈年卅七,労十年,尾張国海部郡三宅郷戸主私部男足戸口〉」とある(正倉院文書3/大日古)また,8世紀中頃の貢進仕丁歴名帳には「物部豊国年十四〈尾張国海部郡御宅郷戸主物部百瀬戸口〉」「磯部大国年卌九〈尾張国海部郡三宅郷戸主石部人足戸口〉」と記されている(正倉院文書25/大日古)津島市にあてる説と(地名辞書),立田村にあてる説(地理志料)などがある比定地未詳...

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三宅郷(古代)
 平安期に見える郷名...

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三宅郷(古代)
平安期に見える郷名「和名抄」託麻郡八郷の1つ「日本地理志料」は「美也介」とよみ,「日本書紀」安閑天皇2年5月9日条に「火国春日部屯倉」を置いたと見えることにより,隣接する飽田郡春日村,現在の熊本市春日1~5丁目・春日町を比定地とする「事蹟通考」によると,神倉荘の地,すなわち「今村,南部,下南部,長嶺,戸島,小山,鹿帰瀬七邑」にわたる地域,現在の熊本市東部を郷域とする神倉は御倉の転じたものであるという「地名辞書」は「大江村,出水村など」,現在の熊本市九品寺【くほんじ】・大江・渡鹿・国府本町・国府・出水などに比定している当地には一時国府が置かれており,出水村はその託麻府の跡とされるという...

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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」

三宅郷(古代)
奈良期~平安期に見える郷名「和名抄」河内国高安郡四郷の1つ三宅はすなわち屯倉で,当郷は屯倉官庁の所在地であったと伝える(八尾市史)「続日本紀」天平17年9月25日条に,聖武天皇が平城宮に還る途中に宿した「宮池駅」の名が見え,また天平勝宝8年2月25日,孝謙天皇は「智識,山下,大里,三宅,家原,鳥坂等六寺」に参詣しており,そのうちの三宅寺は当郷内に建立されていたと推定されるなお「新撰姓氏録」河内国諸蕃に「三宅史山田宿禰同祖忠意之後也」と見える当郷は高安山山麓に位置し,「五畿内志」は現在の八尾【やお】市の大窪付近に比定しているが,「地名辞書」は八尾市の恩智付近に比定している...

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