ケータイ辞書JLogosロゴ 新井宿(中世)


東京都>大田区

 室町・戦国期に見える地名。伝説では源義家が奥州征伐の途上にこの地を通り,松に鎧を懸けた「鎧懸けの松」がある。室町期には宗祇や道興准后らもこの地を通っている(東路記・廻国雑記)。戦国期には,小田原北条氏の家臣江戸衆の太田康資の同心衆梶原日向守の所領として,「五拾壱貫文 六郷内新井宿」,また太田康資の寄子の梶原某の配当地として「拾六貫文 六郷内根岸」が見える(役帳)。この根岸は新井宿の小名であるという(新編武蔵)。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7297739
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ