ケータイ辞書JLogosロゴ 牛沼村(近世)


東京都>あきる野市

 江戸期〜明治22年の村名。多摩郡小宮領のうち。正保年間頃は旗本飯室氏の知行地,のち水野氏の知行地となる。「田園簿」の村高は田16石余・畑133石余,計150石で以後変化なく「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに150石。化政期には「民家三十六軒,耕織の外地の営みなし」といい(新編武蔵),安政2年の書上では家数34・人口158,馬1匹(萩原家文書)。鎮守は日吉山王社。寺院は臨済宗牛化山徳重院がある。秋川では鮎漁が行われ,幕府の用ある時は1尾40銭の値を与えられたという(新編武蔵)。明治5年神奈川県,同11年からは西多摩郡に所属。同22年西秋留【にしあきる】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7298015
最終更新日:2009-03-01




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