ケータイ辞書JLogosロゴ 羽村(近世)


東京都>羽村市

 江戸期〜明治22年の村名。多摩郡三田領のうち。幕府領。「田園簿」の村高270石余,うち畑地241石余,ほかに野銭永440文。「元禄郷帳」では969石余,「天保郷帳」では1,028石余。「旧高旧領」では幕府領983石余と寺社領41石余。化政期の家数292軒(新編武蔵)。承応3年老中松平信綱の命を受け玉川庄右衛門・清右衛門の兄弟が玉川上水を開削。この地に2か所の水門を設け,上水取入口とした。小名根岸辺りには普請方同心の水陣屋が置かれ,「御普請方同心常に来りて在住す,四月より八月までは二人,其他は一人なり」とある(新編武蔵)。この水陣屋が後の東京市水道局羽村派出所の前身となった。水神社は庄右衛門・清右衛門兄弟の勧請になる(西多摩村誌)。鎮守は,天文5年の棟札のある阿蘇宮。寺院は応永年中の起立という一峰院(新編武蔵)など。明治5年神奈川県,同11年からは西多摩郡に所属。明治8〜15年多摩村に属した。同22年西多摩村の大字羽【はね】となる。明治2年民部省土木司により羽村〜大木戸間の玉川上水の舟行が許可されたが,同5年通舟は廃止。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7300967
最終更新日:2009-03-01




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