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- 上町村(近世)とは
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上町村(近世) 江戸期~明治初年の村名播磨国宍粟【しそう】郡のうち「かんまち」ともいう当村から中町村が分村,分村年代は寛文年間と思われるが,不詳揖保【いぼ】川支流伊沢川の左岸村名は,地内の背後にある長水山城の大手に当たり武士・町人の住居が集まり町場を形成したことによる「正保郷帳」では「伊沢ノ上町」と見えるはじめ姫路藩領,元和元年山崎藩領,延宝7年幕府領(林田藩預り地,大坂城代内藤氏領,姫路藩預り地,京都代官支配,三日月藩預り地,大坂・生野・倉敷各代官所支配),明和6年からは摂津国尼崎藩領村高は,「正保郷帳」265石余うち田175石余・畑90石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに218石余寛文年間の下村氏手控によれば田10町余・畑7町余,米成113石余・大豆成39石余,小物成銀145匁余(紙舟役52匁余・茶役46匁余・山畑役22匁余・楮役20匁余・栗役・漆役),家数31・人数202当村は紙漉の盛んな村で楮も栽培し伊沢谷随一であった神社は,武速神社寺院は,浄土真宗本願寺派唯称寺の前身の庵があった明治初年宇野村の一部となる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
上町村(近世) 江戸期~明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」