ケータイ辞書JLogosロゴ 青山村(近世)


新潟県>長岡市

 江戸期〜明治22年の村名。三島【さんとう】郡のうち。長岡藩領。村高は,「元禄郷帳」125石余,「天保郷帳」140石余。「元禄郷帳」では篠花村枝郷,「天保郷帳」では青島村枝郷とある。安政5年の家数24(長岡の歴史)。明暦3年大洪水の際,川が集落後方を流れるようになった(石坂郷の歴史)。元治元年にも村が一変する洪水が起きている(長岡の歴史)。神社は諏訪大社,石動神社の石祠が村の西方の田にあり,古くは神領も多く広大であったという。御堂ケ淵と名付けられた池は享和年間頃まで池幅も広く,水没して朽ちた社の棟木などが見えたという。また,石動【いするぎ】の森には悪を懲らし善を助けるおさんという狐が住んでいたという伝説もある(温古の栞)。明治12年古志郡に所属。同22年前川村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7305617
最終更新日:2009-03-01




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