荒川村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡蒲原郡のうち｡はじめ村上藩領,寛永19年幕府領,正保元年村上藩領,宝永6年から幕府領｡村高は,｢正保国絵図｣360石余,｢元禄郷帳｣430石余,｢天保郷帳｣685石余｡寛永10年松岡村と山論を展開した(新発田市史)｡寺社は,曹洞宗法正寺･荒川神社｡幕末に新発田【しばた】藩の御用達商人皆川某が田家の地を開墾したと伝える(同前)｡明治8年石橋新村を合併｡同12年北蒲原郡に所属｡同21年の戸数154･人口820｡同22年荒川村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7305862
最終更新日:2009-03-01