新山村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡頸城【くびき】郡のうち｡はじめ高田藩領,天和元年からは幕府領｡村高は,｢正保国絵図｣では荒山村2石余,｢天和高帳｣10石余｡｢天保郷帳｣38石余｡天和3年の検地では,屋敷数9,うち名子3｡十二神社がある｡もとは現在より東に集落があったが,江戸初期の地滑りで移動したと伝える｡江戸中･後期地滑地の西･北西方向の開田が進んだ｡天明3年･天保8年に飢人夫食米拝借願をしている｡慶応4年戊辰戦争の時に松代宿の助郷として148人の出役があった｡明治12年からは東頸城郡に所属｡同22年松之山村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7305948
最終更新日:2009-03-01