ケータイ辞書JLogosロゴ 粟山新田(近世)


新潟県>新潟市

 江戸期〜明治22年の新田名。蒲原郡のうち。横越組新村年代方角親村付帳(新潟市合併町村の歴史史料編3)は本所村枝郷で寛永10年開発。一説に慶長14年開発(中蒲原郡誌)。地元の伝承では,寛永6年石山新田の照大寺が移転してきた時,玄之丞(源之丞)が開発したという。寛文7年の名主は長吉,天和3年には源之丞とあり,源之丞が開拓したという伝承もかなり信頼性が高い。新発田【しばた】藩領。村高は,「元禄郷帳」本所村枝郷として35石余,「天保郷帳」でも本所村枝郷として108石余。江戸中期以降は石山新田名主が支配。鎮守は諏訪社。明治5年の戸数20・人口133。同12年中蒲原郡に所属。同22年石山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7305971
最終更新日:2009-03-01




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