ケータイ辞書JLogosロゴ 飯岡(中世)


新潟県>神林村

 南北朝期から見える地名。越後国岩船郡小泉荘のうち。嘉慶2年3月11日尼祖誓は色部条内の田在家・苗代6,570刈の地を姪清空尼に譲り,清空一期ののちは「飯岡之清可比丘尼」に譲るべきことが定められている(米沢色部文書)。下って,明応9年12月14日越後守護上杉房能は色部昌長に「飯岡跡之内」を宛行い(米沢古案記録草案),享禄2年の色部氏段銭日記写に「いゝをかの若宮」が記される(同前)。永正6年9月11日の耕雲寺領納所方田帳に「里之米年貢之分」として「二百刈,本作飯岡之本間」とある(耕雲寺文書)。「色部氏年中行事」には,9月に「いゝおかのくまの宮」「飯岡の若宮」より清酒・濁酒・強飯・大根・豆腐などが色部館に上納され,正月5日飯岡刑部大輔が色部館に参上することなどが記されている。字山の館には城跡があり,飯岡氏が代々当地にいたことが知られる。山の館の慈雲寺には室町期の種子碑等が10基残っている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7305987
最終更新日:2009-03-01




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