ケータイ辞書JLogosロゴ 石白郷(中世)


新潟県>湯沢町

戦国期に見える郷名越後国魚沼郡上田荘のうち天正6年9月5日の魚沼神社棟札に,「越後国魚沼郡上田庄石白郷」と見える(湯沢町誌)年月日未詳の上葺萱注文には「二千五百把 石白郷」と記す(雲洞庵文書)地名としては,文明18年から越後を旅した尭恵の「北国紀行」に「上野のさかひ近き越後の山中石白〈上杉相摸守房定于時法名常泰旅所〉といふ所」と見え(群書18),万里集九の「梅花無尽蔵」にも長享2年10月3日石白の泉福寺で宿泊したとある(続群12下)また,長享2年3月26日発智景儀が発智六郎右衛門へ宛てた遺書に「今月廿六日に,石白へまいり」と記されている(発智文書/越佐史料)現在の湯沢町神立の石白が遺称地
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7306168
最終更新日:2009-03-01




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