伊勢平氏村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡魚沼郡のうち｡伊勢平次村･伊勢平治村とも書いた｡元和2年幕府領,同4年高田藩領,天和元年幕府領,寛保2年白河藩領,文政6年からは桑名藩領｡村高は,｢正保国絵図｣では伊勢平治村92石余,｢天和高帳｣126石余,｢天保郷帳｣137石余｡隣村の友重村と一体で,村域が入り組んでいる｡寛文8年の家数8｡天和3年検地では,反別田8町余･畑屋敷約7町｡元禄7年改村鑑によれば,家数14(庄屋1･本家12･水呑1),人数103,馬16｡｢白川風土記｣によれば,家数32｡神社は神明宮･十二神社･白山社｡明治12年からは中魚沼郡に所属｡同22年中野村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7306277
最終更新日:2009-03-01