稲谷村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡頸城【くびき】郡のうち｡はじめ高田藩領,天和元年からは幕府領｡村高は,｢正保国絵図｣314石余,｢元禄郷帳｣241石余,｢天保郷帳｣251石余｡用水は,櫛池川の水を利用していたが,安永9年上江用水が延長されたため,以後同用水を利用｡神社は諏訪社｡境内に大杉があり,900年以上の樹齢と推定される｡明治7年妙賀小学校第一分校として稲谷分校が開校,同18年独立校となるが,のち同34年に妙賀小学校(現高士小学校)に統合された｡明治12年からは中頸城郡に所属｡同21年の戸数35･人口237｡明治22年高士村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7306427
最終更新日:2009-03-01