ケータイ辞書JLogosロゴ 岩淵村(近世)


新潟県>栄町

 江戸期〜明治22年の村名。蒲原郡のうち。はじめ新発田【しばた】藩領,寛政元年幕府領,文久元年村上藩領となるが,間もなく再び幕府領となる。慶長10年給知方村々高目録に毛付あれ合計120石余とある(新発田藩政史料)。村高は,「元禄郷帳」95石,「天保郷帳」108石余。明和2年の家数13・人数82。大脇丈左衛門常蔵は春嶺【はるね】と号し,若くして塙保己一の和学講談所温古堂に学んで副塾頭となり,病気のため帰郷して私塾を開き,稲川画水・雛田葵亭・鈴木牧之・高橋国彦などと交わる。天保5年46歳で没す。長子甚蔵は春保と称し,江戸へ出て平田鉄胤の門に学び,帰って国学の振興につとめる。明治17年61歳で病没。遺著に「松の落葉」「詠草心の琹」など数十巻がある。神明社,諏訪社がある。諏訪社の竜神は「雨乞さま」と俗称され,また境内に大脇春嶺の歌碑がある。明治12年南蒲原郡に所属。同21年の戸数21・人口152。同22年帯織村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7306646
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ