ケータイ辞書JLogosロゴ 鵜子村(近世)


新潟県>亀田町

 江戸期〜明治22年の村名。蒲原郡のうち。開発年代については,「中蒲原郡誌」では天正8年北畠氏浪士佐々木次郎衛門の土着開拓を伝え,宝暦6年領主への差上書は寛永17年の開発と記すが,慶長年間の開発とする説が有力である(亀田町史)。はじめ沢海【そうみ】藩領,貞享4年幕府領,文政12年からは新発田【しばた】藩領。村高は,「元禄郷帳」748石余,「天保郷帳」763石余。神明宮がある。北西に約6haの鵜子潟があって用排水源・舟交通路であったが,第2次大戦後埋め立てられ水田と化す。明治7年の戸数44(農業38・工業3・日雇2・医師1)・人口303。同12年中蒲原郡に所属。同22年早通村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7306824
最終更新日:2009-03-01




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