ケータイ辞書JLogosロゴ 大出村(近世)


新潟県>中条町

 江戸期〜明治22年の村名。蒲原郡のうち。はじめ村上藩領,寛永19年幕府領,正保元年村上藩領,宝永6年幕府領,同7年村上藩領,享保2年からは幕府領。村高は,「正保国絵図」200石余,万治2年検地帳283石余,「元禄郷帳」291石余,「天保郷帳」322石余。反別は,万治2年検地帳31町余,天保9年巡見使案内手鑑37町余。戸口は,宝暦11年巡見使案内手鑑48軒・303人,天保9年には73軒・331人。胎内川の河岸にあたり,近郷村々の米を集め,舟運で海老江湊・新潟湊に運んでいる。天保9年の火事では,地蔵堂村とともに民家6軒を焼失(中条町史資料編2)。明治12年北蒲原郡に所属。同17年小出新村を合併。同22年乙【きのと】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7307104
最終更新日:2009-03-01




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