ケータイ辞書JLogosロゴ 大川戸村(近世)


新潟県>栃尾市

 江戸期〜明治22年の村名。古志郡のうち。はじめ春日山藩領,元和6年からは長岡藩領。村高は「天保郷帳」121石余。慶応元年郷御成箇免定割付帳では米納20石余,銀納20匁余。刈谷田川沿いの村で川猟が早くから行われ,川役を納めていた。また炭村として炭の上納も課せられていた。家数は,宝永2年18(田畑高命帳),慶応2年30(守門糸車)。東谷・入東谷の山地と栃尾町村の低地とを結ぶ交通の要所で,嘉永6年栃尾郷大一揆の時も代官勢と一揆勢が衝突したのが大川戸橋辺であったという(栃尾市史上)。明治22年前東谷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7307153
最終更新日:2009-03-01




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