ケータイ辞書JLogosロゴ 笠堀村(近世)


新潟県>下田村

 江戸期〜明治22年の村名。蒲原郡のうち。はじめ村上藩領,寛永16年安田(村松)藩領,明治3年からは新発田【しばた】藩領。村高は,「正保国絵図」「元禄郷帳」ともに38石余,「天保郷帳」51石余。文化11年の家数21。大谷村肝煎支配。鎮守は大山神社。笠堀三渓と呼ばれる景勝地があった。近世においては熊狩りの村として有名で,村松藩士で当地に配流となった野口源右衛門が教えたという陣形が伝えられていた。また砥石の産地としても知られ,五十嵐砥石とよばれた(下田村史)。明治12年南蒲原郡に所属。同21年の戸数25・人口153。同22年本下田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7307992
最終更新日:2009-03-01




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