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川端村(近世)とは

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川端村(近世): 　江戸期～明治22年の村名...

［最終更新日:2009-03-01／JLogosid:7308789］
関連項目：赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)

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角川日本地名大辞典(旧地名編)>青森県>柏村

川端村(近世)

江戸期～明治９年の村名津軽郡田舎庄のうち津軽平野の中央部，岩木川中流の西岸に位置する当村および姥ケ島村・下中野村の一帯は古くは姥ケ島と称されたという（柏村郷土史）貞享４年の検地により姥ケ島村を分村したというが（同前），姥ケ島村はすでに「貞享郷村帳」で独立して見え，同村は貞享年間以前に分村していたと思われる弘前藩領村高は，「正保高帳」では河端村と見え116石余，「寛文高辻帳」335石余，「貞享４年検地水帳」614石余（田578石余・畑屋敷35石余），「寛保高辻帳」335石余，「天保郷帳」386石余，「旧高旧領」696石余北は下中野村，東は姥ケ島村，南は桑野木田村，西は沖中野村に接する「貞享４年検地水帳」によれば，小字に「さよ・若宮・小田原・裏畑」があり，反別は田60町余・畑６町余（うち屋敷地１町余），なお，田は上田～下々田まで，畑は上畑～下々畑まで設定されており，ほかに開発予定地１町余がある元禄３年には広須組に属し，村位は中（平山日記）神社は八幡に川端八幡宮があり，祭神は誉田別尊，天正５年大浦為信の創立で，当初は広須村にあり広須八幡宮と呼ばれたが，寛文８年に当村に移転し改称した（柏村郷土史）同社は木造新田一帯の守護神で，改修費はすべて藩から出されたという明治４年弘前県を経て，青森県に所属明治初年の戸数19（国誌）同９年桑野木田村の一部となる